【Excel 2013】ドロップダウンリストと色づけ

2018年2月18日

Excelでドロップダウンリストの作成と選択したリストの内容別に自動で背景カラーを変更させる方法です。

例では、チェックリストとして使うための「判定」の部分をドロップダウンリストにして「未確認（背景カラー黄色）」、「OK（背景カラー緑）」、「NG（背景カラー赤）」を選択できるようにしています。

ドロップダウンリストを作成する

まずは、ドロップダウンリストにしたい「判定メニュー」部分を作成しましょう。ここでは同シート内に作成していますが別シートでもOKです。

次にドロップダウンリストを作成します。

ドロップダウンリストを適用するセル（「判定」部分）を選択後に「データ」⇒「データの入力規則」⇒「データの入力規則」を選択します。入力値の種類(A):を「リスト」にします。

元の値(S):でExcelのドロップダウンリスト内容にあたる「判定メニュー」部分の項目をすべて選択して値を反映させます。

これでセルにドロップダウンリストが適用されます。

※「判定メニュー」部分の背景カラーに色をつけていますがドロップダウンリストは値のみなので色は反映されません。

ドロップダウンリストで選択した値に背景カラーをつけます。

ドロップダウンリストを作成したセル範囲を選択したあと、「ホーム」⇒「条件付き書式」⇒「新しいルール」を選択します。

「指定の値を含むセルだけを書式設定」、「セルの値」、「次の値に等しい」を選択。「判定メニュー」の一つ目（ここでは「未確認」）を選択。

次に書式を設定します。「塗りつぶし」で黄色を選択してOKします。

プレビューに書式が反映されていることを確認してOKします。

これでドロップダウンリストで「未確認」を選択すると背景カラーが黄色になります。

他のカラー設定も必要な分だけ同様にして設定します。この例は、「未確認」、「OK」、「NG」の３つの背景カラーを設定していますので手間ですが３回設定が必要です。

セルに設定されているドロップダウンリストを削除するには設定されているセルを選択して「データ入力規則」の「すべてクリア」を押してOKすると削除されます。

ルールを変えたいセルを選択後に「条件付き書式」⇒「ルールの管理」でルールを変更することができます。

変えたいルールを選択して適宜変更して下さい。ここで新ルールを追加してもよいと思います。

単純にセルからルールを削除したい場合は、「ルールのクリア」⇒「選択したセルからルールをクリア」を選びます。

※該当セルに他のルールが適用されている場合、それも一緒にクリアされてしまいますので気を付けましょう。なければこれでOKです。