HTML使用不可の記号を表示させる

HTMLで使用できない文字や記号を画面に表示させるには、代わりとなるキーワードや数字を記述する実体参照という方法を使います。代表的な記号は半角の<や>、&などですね。

キーボードでは入力しづらい記号や端末依存で文字化け表示されてしまう記号でも実体参照を使います。

実体参照の使い方は、表示したい記号を実体参照に置き換えるだけです。

使いそうな実体参照の一覧です。

表示記号実体参照備考
&&amp;アンパサンド
<&lt;小なり
>&gt;大なり
'&apos;シングルクォート
"&quot;ダブルクォート
 &nbsp;半角スペース(表示は見えません)
&lsquo;左シングルクォート
&rsquo;右シングルクォート
&ldquo;左ダブルクォート
&rdquo;右ダブルクォート
«&laquo;左ギュメ
»&raquo;右ギュメ
©&copy;著作権記号
®&reg;登録商標記号
&trade;商標記号
¥&yen;円記号
°&deg;度記号

実体参照定義がない文字化けしそうな記号を確実に表示したい場合は数字文字参照を使用します。10進数表記と16進数表記の方法があります。

例)10進数表記

表示記号数字文字参照
&#8451;
&#8457;
&#9251;
&#9312;
&#9313;
&#9314;
&#9315;
&#9316;
&#9317;
&#9318;
&#9319;
&#9320;
&#9321;

検索エンジンで「数字文字参照」と検索すれば変換したい記号はすぐに見つかるでしょう。使用頻度はサイト内容に依存すると思いますが数字文字参照に変換していくのは面倒な作業なので対象とするブラウザでの表示がおかしいときだけ対応でよいと思います。